こんにちは。Kです。
今回は投資信託の「隠れコスト(手数料)」についてみていきたいと思います。
投資信託のコストは各商品の「目論見書」を見て確認しますが、そこに記載されていないのが「隠れコスト」なのです。
隠れコストは「運用報告書」に記載されています。
この記事をみてわかること
- 隠れコストの確認方法
- 実質コストの確認方法
今回は楽天証券での「隠れコスト」の確認方法を見ていきます。
楽天証券での隠れコストの確認方法
① 「投資信託」のページから「保有商品一覧」をクリックします
② ファンド下の商品名「eMAXIS SLIM 米国株式(S&P500)をクリックします
③ 詳細・目論見書の下にある「運用報告書」をクリックします
④ 最新の運用報告書の「閲覧」をクリックします
⑤ 1万口当たりの費用明細に記載されている赤枠の中が「隠れコスト」として表示されます
(b)+(c)+(d)= 隠れコスト
(b)販売委託手数料 → 0.007%
(c)有価証券取引税 → 0.000%
(d)その他費用 → 0.019%
0.007% + 0.000% + 0.019% = 0.026%
隠れコストは0.026%ということがわかりました。
実質コストの確認方法
この隠れコストに(a)の信託報酬を足すと実質コストが計算できます。
(a)+隠れコスト(b+c+d) = 実質コスト
0.098% + 0.026% = 0.124%
実質コストは0.124%ということがわかりました。
各期ごとのコスト比較「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」
私が保有している「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の実質コストを各期ごとに比較しました。
グラフで見ると以下の通りです。
期を追うごとに各コストが全体的に下がっている様ですね。
おわりに
投資信託を購入する時は信託報酬だけではなく、隠れコストにもしっかり確認して購入するように気をつけましょう。
他に気になる投資信託があれば、比較していきたいと思います。
ではでは。